コンテンツにスキップ

新着情報 News

新着情報 News

越中古民家 古民家移築再生 枠の内 施工例 リノベーション

[ブログ]築80年の「枠の内」の生け捕り

単に解体するのではなく、使える古材を再利用してほしいとの依頼があり、現地確認してきました。
古民家鑑定士の資格を持っていますので、再利用できるものがないか楽しみにしていました。

山裾にある古民家です。内部に入ると土間があり、その横に「枠の内」がありました。
2.5間*2間の寸法です。建具は帯戸が何枚かありましたが、大半が入替されていました。
今回は建具をあきらめました。

一般の枠の内から見れば、天井が低い作りです。

ここは広間の横の茶の間にあたります。同じように差し鴨居で構成されていました。

座敷側のランマです。きれいですね。

枠の内を手解体して移築できるように、周りの部分を解体しました。

これから大工さんの手で部材を一本一本取外し、番号付けして引き取る準備をします。